ハムスターがぐったりして体が冷たいときは、疑似冬眠(トーパー)の可能性があります。暖かい部屋に移し、ゆっくり温めながら、できるだけ早く動物病院に連絡してください。家で飼うハムスターは、食べずに長く過ごせるだけの脂肪を蓄えていません(RSPCA)。疑似冬眠は低体温につながり、命に関わることがあります(Woodgreen)。
ケージごと、暖かい部屋へ移します。
そっと触れ、軽くなでます。
手で包むなど、自分の体に近づけて温めます。
タオルで包んだヒートパッドや湯たんぽを使うときは、熱くなりすぎないようにします。
できるだけ早く、ハムスターを診られる動物病院へ。目を覚ましたあとも診てもらいます。
出典:Woodgreen(英国の動物福祉団体)
疑似冬眠のサイン
| 段階 | 様子 |
|---|---|
| 始まり | いつもより寝ている、だるそう、震えている |
| 深い状態 | ぐったりして触っても音にも反応しない、丸まっている、体が冷たい |
| 呼吸など | とてもゆっくりで浅い呼吸。なでると、ひげが少し動くことがある |
出典:Woodgreen。生きているか自分で判断できないときも、温めながら動物病院に連絡してください。
なぜ起こる?
寒さが原因です(Woodgreen)。5℃を下回ると冬眠のような状態になりやすいとされていますが(MSD獣医マニュアル)、始まる正確な温度は決まっていません。室内で暖かく飼うことで防げます(RSPCA)。
防ぐために
- 部屋を年間を通して18〜21℃前後に保つ(Woodgreen)→ 適温の記事
- 寒い部屋なら、隙間風のない暖かい場所へケージを移す(Woodgreen、RSPCA)
- 床材と巣材(柔らかい紙など)をたっぷり入れる(Woodgreen)
- 毎日様子を見て、変化に早く気づく(Woodgreen)→ 冬の寒さ対策
ぐりの場合
ぐりが疑似冬眠になった記録はありません。この記事の内容は、上に挙げた資料によるものです。ぐりは紙の床材の上や中で過ごしていました。

よくある疑問
- 死んでいるのか、疑似冬眠なのか分からない
-
とてもゆっくりで浅い呼吸や、なでたときのひげの動きが手がかりになります(Woodgreen)。自分で判断しようとせず、暖かい部屋で温めながら動物病院に連絡してください。
- ドライヤーやストーブで一気に温めていい?
-
熱くなりすぎないように、ゆっくり温めます(Woodgreen)。体温や、タオルで包んだ湯たんぽなどを使います。
- 目を覚ましたら、もう大丈夫?
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目を覚ましても、体調を崩していることがあります。動物病院で診てもらい、部屋の温度を見直してください。
- 野生のハムスターのように冬眠させてもいい?
-
いいえ。ペットのハムスターは冬眠させるべきではなく、低体温で命に関わることがあります(Woodgreen)。
ほかの症状や、すぐ受診したいサインは病院へ行く目安にまとめています。
震えているのに気づいたときは、ハムスターが震えるときも確かめてください。
寒さを防ぐヒーターを使うときの注意はヒーターの使い方と注意にまとめました。
次に迷いやすいこと
出典と確認日
Woodgreen「Do hamsters hibernate and what is torpor?」/RSPCA「Creating a good home for hamsters」/MSD獣医マニュアル「Hamsters」。最終確認日:2026年11月1日。
