すぐ動物病院へ
- 痛がっている、動きたがらない(MSD)
- ぐったりしている、食べない
- 落ちたあとから様子がおかしい(落下で骨折や背中のけがが起きることがある:MSD)
ハムスターが足を引きずるのは、筋や腱を痛めたか、骨が折れていることが多いとされています(MSD)。家で原因を見分けることはできないので、動物病院で診てもらってください。
けがは、金網の回し車や金網のケージに足が挟まって起こることが多く、床や走る面は平らなほうが安全です(MSD)。受診の準備と、これからのけがを防ぐ見直しをまとめます。
タップできるもくじ
病院へ行く前にすること
STEP
動かさない・触りすぎない
痛む足を確かめようと何度も持ち上げません。様子を見るのは目でだけにします。
STEP
気づいたことをメモする
いつから、どの足か、落ちたか・挟まったか、食べているかをメモして獣医師に伝えます。
人の痛み止めなどを自分の判断で飲ませないでください。
考えられる原因(資料より)
| 原因 | 資料に書かれていること |
|---|---|
| 筋や腱を痛めた | 足を引きずる原因によくある(MSD) |
| 骨折 | 足を引きずる原因になる(MSD) |
| 金網に足が挟まった | 金網の回し車やケージで起こりやすい。平らな面のほうが安全(MSD)。すき間や網のある回し車は替える(Blue Cross) |
| 落下 | 骨折や背中のけがの原因になる(MSD)。目がよくないので、テーブルなどから落ちやすい(Blue Cross) |
原因を決めるのは獣医師です。この表は、けがを防ぐための見直しに使ってください。
これからのけがを防ぐ見直し
- 回し車:走る面が平らで、すき間や網のないものに(Blue Cross・回し車の選び方)
- ケージ:床は平らに。金網の床は避ける(RSPCA)
- 高さ:多段のケージや高い足場は落ちる原因になる(ケージの選び方)
- 持つとき:テーブルやひざの近くの低い位置で、両手で持つ(Blue Cross・持ち方)
- 部屋んぽ:高い所から落ちないように、囲いの中で(部屋んぽ)
ぐりの場合

ぐりが足を引きずったり、けがをしたりした記録は残っていません。ぐりを迎えた2021年の回し車は、ケージ(グラスハーモニー600プラス)に付いていたハーモニーホイールです(グラスハーモニーの記事)。
よくある質問
- 少し引きずるだけで、元気に食べています。様子を見てもいいですか?
-
家で骨折か筋を痛めただけかを見分けることはできません。MSD は、痛がる・動きたがらないときはすぐ獣医師に診せるとしています。元気そうでも、引きずるのが続くなら病院に相談してください。
- 回し車をやめたほうがいいですか?
-
回し車は運動のために必要とされています(RSPCA)。外すかどうかは獣医師に聞き、使うなら走る面が平らなものにします(回し車)。
- 後ろ足に力が入らない・立てません
-
MSD は、ビタミンEが不足すると弱ったり動けなくなったりすることがある、としています。原因はほかにもあるので、すぐ病院へ。年をとってからの変化は老化のサインへ。
次に読むなら
- 落とした・けがをした:ハムスターを落とした・けがをしたとき
- ほかの症状も見たい:病院へ行く目安
- 回し車を見直す:回し車の選び方
- 落とさない持ち方:持ち方
出典
- MSD獣医マニュアル(飼い主向け)「Disorders and Diseases of Hamsters」
- Blue Cross「Hamster care」
- RSPCA「Hamster behaviour」
- RSPCA「Hamster environment」
確認日:2026年11月1日。この記事は診断の代わりにはなりません。ぐりの記録は2021〜2023年の記事と写真によります。
