ハムスターの選び方|お店で健康な子を見るポイントと、オス・メスの違い・見分け方

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ぐり(2022年1月)

種類を決めたら、次はどの子を迎えるかです。お店では、次の4つを見てください。

  • 住んでいる場所:ケージが清潔で、いやなにおいがしない(MSD)
  • 体:目が澄んでいて、目・鼻・耳・お尻のまわりに汚れや分泌物がない(MSD・PDSA)
  • 動き:床に置いたとき、足を引きずらず、弱々しくない(MSD)
  • お店に聞くこと:生年月日、性別、オスとメスが同じケージにいたか、いま食べているフード

オスとメスでどちらが飼いやすいか、性格が違うかを示す資料は、見つかりませんでした。違いとして確かめられたのは、体の大きさや臭腺の目立ち方などです。

種類の違いはハムスターの種類の選び方に、お迎え前の準備はお迎え前チェックリストにまとめています。

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迎える前に、家族で確かめること

お店に行く前に、次のことを家族で話しておきます。どの子を選ぶかより先に、迎えたあと最後まで世話を続けられるかを確かめます。

項目目安と記事
寿命2〜3年ほど(環境省の資料。寿命の記事で紹介)
生活の時間夜に活発になる(MSD)。夜うるさいとき
飼い方基本は1匹ずつ別のケージ(多頭飼い)
お金最初の用品と毎月の費用、病院代(費用の記事)
病院ハムスターを診てもらえる病院に通えるか(病院の探し方)
世話の分担子どもが飼いたいときも、大人が責任をもつ(子どもと飼う前に)

お店で見るポイント

見るところ確かめること
ケージ清潔で、いやなにおいがしない。フードが新しく、給水ボトルがきれいで水が出る(MSD)
様子起きているときに元気で、まわりに反応している(MSD・PDSA)
目・鼻・耳・お尻目が澄んでいる。まわりに汚れや分泌物がない(MSD・PDSA)
毛・皮膚毛が汚れていない。皮膚に異常がない(MSD)
歯・口歯が飛び出していない。よだれが出ていない(MSD)
フン下痢をしていない。血が見えない(MSD)
動き床に置いたとき、足を引きずらない。弱々しくない(MSD)

ハムスターは夕方から夜に活発になるので、夕方以降に見に行くと、ふだんの様子がわかりやすくなります(MSD)。

持たせてもらえるなら、そっと持ってみます。人に慣れた子はふつうかみませんが、どの子も怖いとかむことがあります(MSD)。持ち方はハムスターの持ち方を見てください。

お店に聞くこと

哺乳類を売る業者は、その事業所で動物の今の状態を直接見せ、飼い方・生年月日・性別の判定結果・平均寿命・かかりやすい病気などを、書面などを使って対面で説明することが法律で決められています(動物愛護管理法 第21条の4、同法施行規則 第8条の2)。説明を聞くときに、次のことを確かめます。

  • 生年月日:何週・何か月の子か
  • 性別:お店の判定結果
  • オスとメスが同じケージにいたか:ゴールデンのメスは生後6〜10週で繁殖できるようになり、妊娠期間は約15日です(ブリストル大学)。一緒にいた場合は、妊娠の可能性をお店に聞いてください(妊娠していたときは妊娠・出産したときの記事へ)
  • いま食べているフード:お迎えしてすぐは、同じフードを用意すると始めやすくなります(お迎え後1週間の過ごし方)
  • 迎えてすぐ体調をくずしたときの対応:MSD は、迎えてすぐ病気になったときの対応を、事前に聞いておくよう書いています

迎える前に、ハムスターを診てもらえる動物病院も探しておきます(病院の探し方)。

オスとメスの違い

資料で確かめられた違いは、次のとおりです。

違い資料に書かれていること
体の大きさゴールデンは、メスのほうが大きく重い(MSD)
臭腺ゴールデンの脇腹の臭腺は、オスのほうが大きく色も濃い(MSD・ブリストル大学)
毛の長さ長毛のゴールデンは、大人になるとオスの毛が長くなる(MSD)
攻撃性ゴールデンのメスは、ほかのハムスターに攻撃的になりやすい。オスもメスも、同じ種類の相手に攻撃的になることがある(MSD)

「オスはおっとり」「メスは気が強い」といった性格の違いや、なつきやすさの違いを示す資料は、見つかりませんでした。1匹で飼うなら、性別よりも、健康な子を選ぶことと準備のほうが大切です。

どちらの性別でも、ハムスターは基本的に1匹ずつ別のケージで飼います(2匹一緒に飼えるか)。オスの臭腺についてはハムスターの臭腺にまとめています。

オスとメスの見分け方

ブリストル大学獣医学部の資料では、肛門と生殖器のあいだの距離で見分けます。

  • オス:距離が長い。精巣が見えることが多いが、お腹の中に引っこむことがあるので、見えなくてもメスとは限らない
  • メス:距離が短い

ハムスターをあお向けにして確かめる方法は、獣医学部の学生向けの手技として書かれているものです。家でむりにひっくり返さず、性別はお店で確かめてもらうか、病院で見てもらってください。

ぐりの場合

透明なケースの前でこちらを見るぐり
2022年4月に撮影したぐり。写真では目や鼻、毛並みの様子が見えます

ぐりは、2021年7月生まれのメスのキンクマです。2021年9月4日に、生後2か月ごろでペットショップからお迎えしました。ぐり本人の代金は1,480円でした(初期費用の記事)。

お迎えのきっかけは、子どもが「ハムスターを飼いたい」と言ったことです。お店でどんなところを見てぐりを選んだかは、記録に残っていません。記録にあるのは、お迎えしてから、お店で食べていたのと同じフードを用意したことです(お迎え後1週間)。

よくある質問

何か月の子を迎えるのがいいですか?

何週・何か月がよいかを示した資料は、確認できませんでした。ゴールデンは生後20日ごろに離乳します(MSD)。ぐりは生後2か月ごろに迎えました。生年月日をお店で確かめてください。

初めて飼うなら、オスとメスどちらがいいですか?

飼いやすさの違いを示す資料は見つかりませんでした。1匹で飼うなら、性別より、この記事の「お店で見るポイント」で健康な子を選ぶことを優先してください。

子どもと一緒に選びに行きます

ハムスターは小さく、落とすと骨が折れやすい動物です。夜に活発になることもあり、小さな子どもには向かない場合がある、と MSD は書いています。迎える前に子どもとハムスターを飼う前にを読んでおくと、お店で決めることがはっきりします。

インターネットで買えますか?

動物愛護管理法では、哺乳類を売る業者は、事業所で動物を直接見せて、対面などで説明することになっています(第21条の4)。インターネットで見つけた場合も、お店で実際に見て、説明を受けてから決めます。

保護されたハムスターを迎えることもできますか?

PDSA(イギリスの動物病院団体)は、信頼できる保護団体から迎えることをすすめています。日本で迎えるときも、生年月日や性別、健康状態を、この記事と同じように確かめてください。

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出典

ぐり(2022年1月)

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