ハムスターが噛むのは、多くの場合怖いと感じたときです。PDSA は、ハムスターは「脅かされたと感じると噛むことがある」とし、寝ているときではなく、起きて活動しているときだけ触るよう書いています。
噛まれたら、ハムスターを静かにケージへ戻し、自分の傷の手当てをします。動物に咬まれたら、応急手当のあと速やかに医師の診察を受けるとされています(MSD マニュアル家庭版)。
- 噛むのは、怖い・驚いたときが多い(PDSA)
- 寝ている・休んでいるときは触らない(PDSA・RSPCA)
- 怖がっていたら無理に持たず、ケージに戻す(PDSA)
- 子どもが触るときは必ず大人がそばにいる(PDSA)
- 噛まれたら応急手当をして、早めに医療機関へ(MSD)
ぐりの場合

ぐりはお迎えから1週間はそっと過ごし、そのあと手からおやつ → 手のひら、と少しずつ慣らしました。手に乗ってくれるまで約2週間でした(持ち方と手乗りの記事)。ぐりに噛まれたときの記録は残っていません。

一方で、ケージのすき間をよくかじっていたことは、当時の記事に残っています(グラスハーモニーの記事)。
一般的な目安(出典)
- ハムスターは被食者で、持ち上げられることを怖いと感じることがある(PDSA)
- 脅かされたと感じると噛むことがある(PDSA)
- 起きて活動しているときだけ触る。寝ているときに触ると噛まれることがある(PDSA)
- 休んでいるときや寝ているときは、どうしても必要なとき以外は触らない(RSPCA)
- 怖がっていたらケージに戻し、近づいてきたらおやつをあげたり、なでたりする(PDSA)
- 子どもが持つときは必ず大人が見る。できれば子どもは持たず、ケージの中でおやつをあげたり、なでたりする(PDSA)
噛んだときの場面を確かめる
| 噛んだ場面 | 見直すこと |
|---|---|
| 寝ているところを触った | 起きて動いている時間に触る(PDSA・RSPCA) |
| 上から手を出した・つかんだ | 下から手を差し出して、においをかいでもらう(持ち方) |
| お迎えしてすぐ | 慣れるまではそっとする(最初の1週間) |
| 子どもが持っていた | 大人がそばで見る。できれば持たずにおやつをあげる(PDSA) |
| 急に触られるのを嫌がるようになった | 元気や食欲もあわせて見る。病院へ行く目安へ |
噛まれたときの手順
大きな声を出したり、振り払ったりせず、低い位置でケージに戻します。怖がっていたら無理に持ちません(PDSA)。
応急手当をして、早めに医療機関に相談してください。MSD マニュアル家庭版は、動物に咬まれたら応急手当のあと速やかに医師の診察を受けるとしています。
その日は無理に触らず、ハムスターが落ち着くのを待ちます。
ケージを噛むとき
Blue Cross は、掘れるだけの深い床材がないとストレスを感じ、柵を登ったりかじったりし始めることが多いとしています。ぐりもケージのすき間をよくかじっていて、床材は今の目安よりかなり浅いものでした(ストレスのサイン)。
まず床材の深さを見直し、床の広さや回し車など暮らしの環境も確かめます(ケージの選び方)。前歯が伸びすぎていないかも確かめてください(歯が伸びすぎたとき)。
病院に相談したほうがよいとき
急に触られるのを嫌がる、元気や食欲がない、体重が減っているなど、いつもと違う様子が続くときは動物病院に相談してください。病院へ行く目安にまとめています。
よくある質問
- 子どもが噛まれました。狂犬病の心配はありますか?
-
MSD マニュアル家庭版は、ハムスターなどのげっ歯類に咬まれても、一般に狂犬病の心配はないとしています。ただし、傷は応急手当をして、早めに医療機関に相談してください。
- 噛む子は、なつかないのでしょうか?
-
怖がっているうちは噛むことがあります。起きている時間に、手からおやつをあげるところから慣らし直します(PDSA)。ぐりは手乗りまで約2週間かかりました。
- 手袋をして触ってもいいですか?
-
手袋について、確かな資料での基準は見つけられませんでした。はむれぽでは、手のにおいに慣れてもらうため、素手で手からおやつをあげる方法で慣らしました。
ほかの行動の「ふつう」と「注意」は行動とサインの早見表にまとめています。
子どもが触るときの約束は子どもとハムスターを飼う前ににまとめました。
次に読む

お迎え直後の慣らし方は最初の1週間、毎日の世話の全体はハムスターの飼い方(6つのステップ)へ。
出典
確認日:2026年11月1日。この記事は診断や治療の代わりにはなりません。ぐりの記録は2021年の記事と写真によります。
