ハムスターのストレスは、いつもと違う行動に表れます。RSPCA は、ストレスを受けたハムスターは病気になりやすいので、同じ動作をくり返すなど、ふだんと違う様子に気をつけるよう書いています。
Blue Cross は、掘れるだけの深い床材がないとストレスを感じ、柵を登ったりかじったりし始めることが多いとしています。行ったり来たりをくり返すのも、とても落ち着かずストレスを受けているしるしです。
- ストレスを受けた子は病気になりやすい。同じ動作のくり返しなど、いつもと違う様子に注意(RSPCA)
- 深い床材がないと、柵を登る・かじることが多い(Blue Cross)
- 行ったり来たりをくり返すのは、強いストレスのしるし(Blue Cross)
- 大きな音が苦手。静かな場所に置き、落ち着いて接する(RSPCA・PDSA)
- 寝ているときは触らない(RSPCA)
ぐりの場合


ぐりは、ケージのすき間をよくかじっていました(グラスハーモニーの記事)。当時は理由がわかりませんでした。
床材は3〜5cmほどで、今の目安(深さ25cm以上、PDSA)よりかなり浅いものでした(床材の記事)。Blue Cross の説明と照らすと、床材の浅さが関係していた可能性もあると考えています。ただ、原因は確かめられていません。
一般的な目安(出典)
- ストレスを受けたハムスターは病気になりやすい。同じ動作のくり返しなど、ふだんと違う様子に気をつける(RSPCA)
- ハムスターは痛みを外に出さないので、問題に気づくのが遅れることがある(RSPCA)
- もともと臆病で、大きな音や怖い音が苦手。そばでは落ち着いて接する(RSPCA)
- 掘ることは大切な自然な行動。深い床材がないとストレスを感じ、柵を登ったりかじったりし始めることが多い(Blue Cross)
- 行ったり来たりをくり返す行動は、とても落ち着かずストレスを受けているしるし(Blue Cross)
- 休んでいるときや寝ているときは、どうしても必要なとき以外は触らない(RSPCA)
- ケージは静かで落ち着いた場所に。テレビや洗濯機から離す(PDSA)
ストレスのサインと見直すこと
| 見える様子 | 見直すこと |
|---|---|
| 柵を登る・かじる | 床材の深さ、ケージの広さ(Blue Cross・床材・ケージ) |
| 行ったり来たりをくり返す | 暮らしの環境全体。続くときは病院に相談(Blue Cross) |
| 同じ動作をくり返す | ふだんと違う様子。病院に相談(RSPCA) |
| 触ると噛む・逃げる | 起きている時間に、手からおやつで慣らす(噛むとき) |
| 物音で驚いて隠れる | 置き場所を静かな所へ(PDSA) |
ストレスを減らすための手順
テレビや洗濯機など音の出るものから離します(PDSA)。
起きているときに、落ち着いて接します(RSPCA)。
よくある質問
- ケージの柵をずっとかじっています
-
Blue Cross は、掘れるだけの深い床材がないとストレスを感じ、柵を登ったりかじったりし始めることが多いとしています。床材の深さとケージの広さを見直してください。前歯の伸びすぎも確かめます(歯が伸びすぎたとき)。
- ハムスターボールで遊ばせるのはストレスになりますか?
-
Blue Cross は、ハムスターボールは使わないよう書いています。疲れても出られず、通気が悪く、餌・水・隠れ場所もないためです(部屋んぽ)。
- ストレスで毛が抜けることはありますか?
-
毛が抜ける原因は見た目では判断できません。毛が抜けるときを見て、病院に相談してください。
ほかの行動の「ふつう」と「注意」は行動とサインの早見表にまとめています。
毛づくろいが多いときに見るところは毛づくろいの見分け方にまとめました。
ほかのハムスターと一緒にしていてストレスが心配なときは多頭飼いの記事へ。
ケージの中で掘る・隠れる・探す遊びを増やす方法はおもちゃと遊び方にまとめました。
次に読む

ほかの症状は病院へ行く目安へ。
出典
- RSPCA「Hamster health and welfare」
- RSPCA「Hamster behaviour」
- Blue Cross「Stressed hamster thrives under expert care」
- Blue Cross「Hamster care」
- PDSA「The ideal home for your hamster」
確認日:2026年11月1日。この記事は診断の代わりにはなりません。ぐりの記録は2021年の記事と写真によります。
