- ぐったりして動かない、食べない
- 呼吸が苦しそう、ゼーゼー・ガラガラいう(Woodgreen)
- 水のようなフン、お尻のまわりの毛がぬれている(数日で命にかかわることがある:Woodgreen)
- 目が白くにごって目やにが出ている(急いで受診が必要:Woodgreen)
- けがのまわりが赤い、熱い(Woodgreen)
ハムスターの体調の変化に早く気づくには、その子の「ふつう」を知っておくことが大切です。MSD は、毎日一緒に過ごして、その子にとって何がふつうかを覚えておくようすすめています。
病気の早いサインとして MSD が挙げているのは、体重が減る、元気がない、毛並みが乱れる、呼吸がおかしい、といった変化です。このページでは、毎日見ること、体に触って見ること、記録のつけ方と、いつもと違うときに読む記事をまとめます。
毎日見ること(触らずに)

起きている時間に、ケージの外から見て確かめます。昼間の寝ている時間に起こしてまで確かめる必要はありません(ハムスターが昼に眠る理由と起こさないお世話)。
| 見るところ | ふつうの様子 |
|---|---|
| 元気・動き | いつもの時間に起きて、ふらつかずに動く |
| 食べた量 | いつもと同じくらい食べている |
| 水 | 給水器の水が減っている |
| フン | 色・かたさ・量がいつもと同じ |
| 呼吸 | 静かで、音がしない |
「ふつうの様子」は Woodgreen と MSD の説明をもとにしています。フンの見方はハムスターのうんちの見方、水が減らないときはハムスターが水を飲まないときにまとめています。
体重を量る日に見ること(触って)
体に触って確かめることは、体重を量る日にまとめると続けやすくなります。何日ごとに見るという決まりは、確かめた資料にはありませんでした。Woodgreen は、ふだんから体に触れて、しこりがないかを確かめるようすすめています。
| 見るところ | ふつうの様子 |
|---|---|
| 体重 | 大きく増えたり減ったりしていない |
| 目 | きれいで澄んでいる。にごりや目やにがない |
| 耳・鼻・口 | 汚れや目やに・鼻水、かさぶたがない |
| 歯 | うすい黄色で、上下が均等にすり減っている |
| 毛と皮ふ | 毛が抜けていない。赤み・ふけ・傷がない |
| 体 | しこり・こぶ・かさぶた・傷がない |
| お尻 | 汚れやぬれがない |
| 足と爪 | 傷がなく、爪が長すぎない |

この表は Woodgreen の「Your hamster’s health」の説明をもとにまとめました。毛の中にオレンジや黒の小さな点が見えるときは、ダニやシラミのことがあるので、病院に相談します(Woodgreen)。
体重は、キッチンスケールのような小さなはかりで量れます(Woodgreen)。はかりの選び方と量り方はハムスターの体重計はキッチンスケールでいい?、体重の目安はキンクマハムスターの体重の目安とぐりの記録にあります。
持つのが苦手な子は、無理に持ち上げず、低い位置で下から両手ですくいます(ハムスターの持ち方と手乗りの手順)。
記録のつけ方
メモ帳やスマホに、日付と体重、気づいたことを書きます。気になる様子は写真や動画で残しておくと、病院で見せられます。
- 日付と体重
- 食べた量、残したもの
- フンの様子
- いつもと違うと感じたこと
「いつから」「どのくらい変わったか」が分かる記録があると、病院で様子を伝えやすくなります(ハムスターを病院へ連れていく目安)。
いつもと違うときに読む記事
- 食べない:ハムスターが餌を食べないとき
- 水を飲まない:ハムスターが水を飲まないとき
- 元気がない・寝てばかり:ハムスターが元気がない・寝てばかりのとき
- 震える:ハムスターが震えるとき
- 冷たくて動かない:ハムスターの疑似冬眠
- 体重が減った:ハムスターの体重が減ったとき
- 太った:ハムスターが太ったとき
- フンがやわらかい:ハムスターの下痢・軟便
- 目やに・目が開かない:ハムスターの目やに・目が開かないとき
- くしゃみ・鼻水:ハムスターのくしゃみ・鼻水
- 歯が長い:ハムスターの歯が伸びすぎたとき
- 頬がふくらんだまま:ハムスターの頬袋が戻らないとき
- しこりがある:ハムスターのしこり・できもの
- 毛が抜ける:ハムスターの毛が抜けるとき
- 毛づくろいが多い:ハムスターの毛づくろい
- 爪が長い:ハムスターの爪が伸びたとき
- 足を引きずる:ハムスターが足を引きずるとき
- 年をとってきた:ハムスターの老化のサイン
ぐりの場合

ぐりは、2021年9月に迎えてから、週ごとに体重を量っていました。その記録は体重の記事にまとめています。

毎日の掃除では、白い床材の上のフンをピンセットで取っていました(ケージ掃除の記事)。掃除と体重の記録が、ぐりの体調を見る手がかりでした。目・歯・毛などを決まった日に確かめていたかは、記録に残っていません。
よくある質問
- 毎日触って確かめたほうがいいですか?
-
毎日は、触らずに見られること(元気・食べた量・水・フン・呼吸)で十分です。触って確かめることは体重を量る日にまとめると、ハムスターの負担も少なくなります。Woodgreen は、ふだんから体に触れてしこりを確かめるようすすめています。
- 健康診断は受けたほうがいいですか?
-
MSD は、迎えたら早めに健康診断を受けること、その後も定期的なチェックはよい考えだ、としています。ハムスターを診てもらえる病院を、元気なうちに探しておくと安心です(病院へ連れていく目安)。
- 歯が黄色いのですが、病気ですか?
-
Woodgreen は、健康な歯はうすい黄色としています(とても若いうちは白いこともある)。長さや、上下の減り方がそろっているかも見てください(歯が伸びすぎたとき)。
次に読む
- 通える病院を決めておく:ハムスターを診てくれる病院の探し方
- おしっこの色や量が気になる:おしっこがいつもと違うとき
- 脇腹・お腹の黒い点が気になる:ハムスターの臭腺
- 体重の量り方:ハムスターの体重計
- フンの見方:ハムスターのうんちの見方
- 受診するか迷う:ハムスターを病院へ連れていく目安
- 年をとってからの変化:ハムスターの老化のサイン
出典
- Woodgreen「Your hamster’s health: what to look out for」(2026-11-01 確認)
- MSD獣医マニュアル(飼い主向け)「Routine Health Care of Hamsters」(2026-11-01 確認)
